2014年 06月 01日
世界で一番好きな店 |
で、予想以上に自分がはしゃぎすぎたマシーン ド リルから帰って来た今回最初のディネはもちろんココ。
僕にとって本当に数少ないフランス料理人(日本人含)のトモダチ、でリスペクトしているinakiがやっている(僕の中の)世界で一番大好きな店LE CHATEAUBRIANDで、サ・マーシュです。
約100年前に出来た古いビストロが様々なオーナーの手を経て、彼等の物になったのが2006年だったかな?その直後の出会いだったので8〜9年の付き合いになるでしょうか。
その後にイナキが2度神戸に来てくれて、僕も2度パリを訪ね、東京アルシミストの山本シェフと知り合ったり、現ル・ドーファンのギョームシェフが研修に来てくれたり、僕にはとても心地よい友人関係を続けて行くうちに、彼はベストレストランの上位の常連になり、スターみたいになってしまいましたが、それでも遠く日本でもがく僕をいつも励ましてくれる存在なのです。
地下鉄の駅を降り、地上に出るともう駆け出したくなりました。
パリの中でも辺鄙な場所で何てことは無い場所ですが僕にはほとんど聖地ですから。
イナキ同様に気持ちの良いスタッフ達に久しぶりの挨拶をした後はグージェール(アノニムでも最初にお出しするチーズシューね)で食事が始まるのですが、実はコレ、僕達の前店エスパスのレシピをベースに作ってくれていて、味や食感は少し違うけれども僕とイナキにとって同じように大切なスターターなのです。
で、セビッチェ、海老唐揚げとお馴染みの料理の後は彼等にしか出来ない料理のの連続!
自分達が使える最上の素材に最低限のアセゾネとジャストな加熱。
誰もが知っている食材や、食べ物で有ることを忘れ去られた懐かしいハーブなんかをミニマムでシンプルに盛り付け、
本当に気取らない空間とサービスで食べる心地の良さ。
どのテーブルにもバンバン自然派ワインが出ていて、恋人同士も、家族連れも、男ばっかり5人とかも、みんな楽しそうにお喋りして、その声が高い天井に共鳴して一層賑やかになって実にフランスの“ビストロ”という感じの中で『なんやねんコレッ!』みたいなぶっ飛んだ料理を食べるアンビバレンツ感が僕にはたまんないですよ。
オープンしてから少しずつ自分達が求める店に近づけてきた彼等をとても尊敬しています。
注目されるにつれ外野がうるさくなって店や料理の本質とは全然違う所で批判されたりして(結局その方達は自分のモノサシで測れないモノに対して理解しようとしてくれないのだと思います)凹んだ時期もあったようですが、常に前を向いて進んできたシャトーブリアンは相変わらず僕にとって世界で一番大好きなレストランでした。
サイコーにクールなデセールを食べたら家族には先に宿に戻ってもらって仕事の終わったみんなとまた呑みながらダラダラと…
前日の夜にパリに着きこの日の朝6時起きで往復5時間TGVに揺られた僕としては早く寝たかったのですが…
多分2時半頃には解放されたと思います。はい。
ま、 こんな感じでパリのレストラン1件目終了〜。
お喋り中にシャトーブリアンに寄り道に来たセプチームのベルトラン(有名シェフ!!)にコーフンして記念撮影して貰いました。長身な二人に合わせて必死で背伸びして撮ったのでTシャツ越しにBチクが透けていることをお許し下さぁい。
僕にとって本当に数少ないフランス料理人(日本人含)のトモダチ、でリスペクトしているinakiがやっている(僕の中の)世界で一番大好きな店LE CHATEAUBRIANDで、サ・マーシュです。
約100年前に出来た古いビストロが様々なオーナーの手を経て、彼等の物になったのが2006年だったかな?その直後の出会いだったので8〜9年の付き合いになるでしょうか。
その後にイナキが2度神戸に来てくれて、僕も2度パリを訪ね、東京アルシミストの山本シェフと知り合ったり、現ル・ドーファンのギョームシェフが研修に来てくれたり、僕にはとても心地よい友人関係を続けて行くうちに、彼はベストレストランの上位の常連になり、スターみたいになってしまいましたが、それでも遠く日本でもがく僕をいつも励ましてくれる存在なのです。
地下鉄の駅を降り、地上に出るともう駆け出したくなりました。
パリの中でも辺鄙な場所で何てことは無い場所ですが僕にはほとんど聖地ですから。
イナキ同様に気持ちの良いスタッフ達に久しぶりの挨拶をした後はグージェール(アノニムでも最初にお出しするチーズシューね)で食事が始まるのですが、実はコレ、僕達の前店エスパスのレシピをベースに作ってくれていて、味や食感は少し違うけれども僕とイナキにとって同じように大切なスターターなのです。
で、セビッチェ、海老唐揚げとお馴染みの料理の後は彼等にしか出来ない料理のの連続!
自分達が使える最上の素材に最低限のアセゾネとジャストな加熱。
誰もが知っている食材や、食べ物で有ることを忘れ去られた懐かしいハーブなんかをミニマムでシンプルに盛り付け、
本当に気取らない空間とサービスで食べる心地の良さ。
どのテーブルにもバンバン自然派ワインが出ていて、恋人同士も、家族連れも、男ばっかり5人とかも、みんな楽しそうにお喋りして、その声が高い天井に共鳴して一層賑やかになって実にフランスの“ビストロ”という感じの中で『なんやねんコレッ!』みたいなぶっ飛んだ料理を食べるアンビバレンツ感が僕にはたまんないですよ。
オープンしてから少しずつ自分達が求める店に近づけてきた彼等をとても尊敬しています。
注目されるにつれ外野がうるさくなって店や料理の本質とは全然違う所で批判されたりして(結局その方達は自分のモノサシで測れないモノに対して理解しようとしてくれないのだと思います)凹んだ時期もあったようですが、常に前を向いて進んできたシャトーブリアンは相変わらず僕にとって世界で一番大好きなレストランでした。
サイコーにクールなデセールを食べたら家族には先に宿に戻ってもらって仕事の終わったみんなとまた呑みながらダラダラと…
前日の夜にパリに着きこの日の朝6時起きで往復5時間TGVに揺られた僕としては早く寝たかったのですが…
多分2時半頃には解放されたと思います。はい。
ま、 こんな感じでパリのレストラン1件目終了〜。
お喋り中にシャトーブリアンに寄り道に来たセプチームのベルトラン(有名シェフ!!)にコーフンして記念撮影して貰いました。長身な二人に合わせて必死で背伸びして撮ったのでTシャツ越しにBチクが透けていることをお許し下さぁい。
by anonyme-kobe
| 2014-06-01 07:26